ナタリア・グーリナ

フェルトの魔術師

ナタリアさんは子供のころから様々な素材から変わったものを発明するのか好きで、装飾に興味を持っていました。将来はクリエイティブな職業を夢見ていました。自由なアーティストになれたいいなと思っていました。大学では建築を学びました。大学6年生の時にフェルトに偶然に出会いました。その出会いが彼女の進むべき道を決めました。大学卒業後は就職せずに、フェルトの素材を生かす実験を重ねて、独自の技法を開発しました。

フェルトは非常に生き生きとした反応の良い素材です。フェルトはシルク、ビスコース、リネンなどと相性が良く、これらの素材で均一な風合いを出します。フェルトを使ってバックやアクセサリー、インテリアなどを作りました。

2015年頃までにウエットフエルト、ドライフエルト,手刺繍を組み合わせた、とろけるような質感を生み出すスタイルが完成しました。

ナタリアさんはナイーブなスタイルの作風のアーティストが大好きで、多くのアーティストの影響を受けてプロットが生まれました。特に影響を受けたのが、建築家のフリーデンスライヒ・フンデルトバッサーです。その作品を尊敬してます。私のスタイルに最も大きな影響を与えています。

自分のワークショップを所有しており、今はそこで、新しい作品を生み出すのが生甲斐となっています。

シリーズ『見知らぬ街』
フエルトが作り出す美しい色彩のハーモニー